伊豆諸島への応援歌 憧れの伊豆諸島

憧れの伊豆諸島 東京諸島の文化と歴史発掘

島嶼郷友連合会 理事長 梅田 勉

各島のイメージと全島名を挿入した「憧れの伊豆諸島」という素晴らしい歌があります。
しかしながら島を訪れるたびにどうして歌 われないのだろう?と不思議に思います。
各島の港に寄港するたびにこの歌が流れたらどんなに島のピーアールになるでしょう。

観光のため島を訪れる人たちにとっても、この歌は島の雰囲気が伝わるように思えてなりません。 日本全国の駅では民謡や歌謡曲をご当地ソングとして流しているところがたくさんあります。この歌は平成十二年新島近海地震で若郷の全住民が避難する大災害に端を発し、先の見えない恐怖に落ち込んでいた新島住民を励ますため、当時の新島村長出川長芳氏が作詞、「ラブユー東京」、「さそり座の女」のヒット曲で知られる中川博之氏が作曲した。「白い砂浜銀の波、沖を行き交う定期船」、「みなと汐風甘い風、いつか南の夜は更ける」、「遠く漁火ゆれている、月も海原照らしてる」、定期船の行き交う島々の光景をよく表し、 伊豆諸島への応援歌になっています。観光する人たちにも、島の自然とかざり気のない島民の心意気を知ってもらいたいという願いが込められています。

ますます人口減少の時代が進行する中、三十年後には伊豆諸島の人口は半減するといわれていま す。 中学高校を卒業した若者の島外流出が止まりません。親、祖父母、兄弟姉妹、親戚、幼いころ から過ごした友だちとの別れ、どこまでも広がる青い空と海との別れ、伊豆諸島は水平線に浮かぶ かけがえのない大東京の海の楽園です。この歌には人情味あふれる島民の心意気が余すところなく 凝縮されているように思えてなりません。

島の魅力を広く伝えるため是非この歌を広めたいと思います、 カラオケ店に行けば必ず入っています。島から出て都会で暮らす私たちですが、 いつも島で暮らす人の視点に立ち帰り、都会では味わうことのできない空気や島の穏やかでローカルな暮らし等、先輩たちが大自然と共生しながら、多くの不便さを乗り超え育んできた島の暮らし、 伝統文化を大切にしていきたいものです。島嶼郷友連合会では島との絆を再認識し、これからも島との交流を増やす活動を進めていきます。
(この拙い記事は、 出川長芳著 「ふるさと随想」から梅田勉が一部引用したものです。)

憧れの伊豆諸島 シャルダン貴本


白い 砂浜 銀の波
沖を 行き交う 定期船
おどる 黒潮 水平線よ
恋の しぶきを
浴びてるふたり
神津 新島 式根島
あぁ 憧れの 伊豆諸島


みなと 汐風 甘い風
いつか 南の 夜は更ける
燃えて 花咲く
御神火つばき
乙女 ごころも
ひとすじごころ
利島 大島 三宅島
あぁ 憧れの 伊豆諸島


遠く 漁火 ゆれている
月も 海原 照らしてる
星が またたく
夜空を見上げ
愛よ 永遠にと
誓ったふたり
御蔵 八丈 青ヶ島
あぁ 憧れの 伊豆諸島

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